『秀吉怒濤の天下統一』(GJ66号)をソロプレイする【第2回戦】

2025年4月11日金曜日

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前回
『秀吉怒濤の天下統一』(GJ66号)をソロプレイする

ルールメモ
・各ユニットグループは、戦略カード毎に1回しか行動できない。
 (=イベントカード効果を除き、連続行動はできない。)
・ユニットは、移動しても行動済にはならない。
・攻撃は一方的で、反撃はない。

セットアップ
本能寺の変直後から始まるのだが、神戸信孝がすでに美濃にいる。
信孝「ワシを山崎の合戦に参加させまいとする秀吉の陰謀なんじゃよー」

第0ターン
秀吉側の戦略カードは《大返し》《釣り野伏》《清洲会議》

《大返し》で羽柴軍12ユニットを京に移動させ、明智軍を攻撃。
5ダメージを与えるが、1ユニット(光秀)が残った。
秀吉「これじゃ、このターンで京を支配できんぞ」
秀長「しくじりましたね。やり直しましょう」
秀吉「摂津の丹羽軍と池田軍も京に集結させてから《大返し》で連続攻撃だ」

秀長「武将の攻撃力が低いと苦労しますなぁ」
秀吉「何か言ったか」


第1ターン
秀吉側は、伊勢の滝川一益を攻撃し、これを全滅させる。
滝川は降伏し、以後秀吉側となる。
秀吉側も反秀吉側も、滝川の参戦マーカーを動かすことはできない。

賤ヶ岳以降の滝川一益は影が薄いのだが、史実でも小牧長久手合戦では羽柴方として活動し、家康を苦しめた。

反秀吉側は、柴田勝家が近江に、佐々成政が美濃に侵攻し、秀吉側の軍勢を駆逐。
秀吉「近江は渡さん!《鉄砲隊》で攻撃だ」

第2ターン
秀吉側、近江の柴田軍を壊滅させる。

秀吉「このまま越前に侵攻してやる」
勝家「なんの、
《緊急動員》であっさり復活だ」

南部では、徳川が伊勢を、雑賀が摂津を攻撃。
秀吉「どっちも攻撃力4って、ズルくないか?」
秀長「我がほうの武将は攻撃力2ばっかりですからなぁ」


ターン終了時
秀吉「げえっ、北条と島津も敵方に参戦しよった」
秀長「史実どおりじゃないですか」
秀吉「まだ柴田も徳川も下してないんだぞ、早すぎだろ!」
滝川一益「そろそろ《臣従》でワシを盤面に戻さんか?」
秀吉「2ユニットしか増えないのに、大事なカードを消費できるか」

第3ターン
秀吉側支配の策源地...3エリア(京・近江・西中国)
反秀吉側支配の策源地...8エリア(西関東・越前・美濃・尾張・東海・伊勢・土佐・南九州)

秀吉「戦闘では互角なのに、なんでこんなに差がつくんだ?」
秀長「伊勢を失い、北条と島津が参戦しましたからなぁ。
 あと2エリア取られたら負けですよ」
秀吉「分かっとるわ。まず、
《堺商人》で徳川を中立化だ」
勝家「いでよ
《伊賀忍者》、秀吉側のカードを奪うのだ」
秀吉「あ、脳筋柴田のくせに忍者なんか使いやがって。
 ただでさえ少ない戦略カード、しかも
《甕割柴田》を奪うのか。
 ええい、
《洞ヶ峠》で動けなくしてやる」


雑賀の攻撃で、ついに摂津も陥落。

第4ターン
戦略カードは、秀吉側3枚に対し、反秀吉側は9枚。

秀長「こりゃもう、無理なんじゃないですか」
秀吉「まだまだ諦めんぞ。ワシ自ら雑賀を討って摂津を奪回だ」
秀長「あ、家康が大和を奪いよった。ワシの領地(予定)なのに...」


一方、九州では反秀吉側り島津が秀吉側の龍造寺を撃破。

大和の徳川軍は《兵糧米》で復活し、京に侵攻。
戦略カードを使い切った秀吉側は、これを防ぐことができない。

反秀吉側が策源地10エリアを支配して勝利。
セットアップを除くプレイ時間は3時間半。

コメント
秀吉側は「怒濤の天下統一」というタイトルに乗せられてイケイケで攻めたくなるが、如何せん武将の攻撃力が低い。
攻撃力の低さを戦略カードのイベントでカバーする必要があるのだろう。
カード数に差がついてしまうと、どうにもならないのだが。

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