第2巻発売!『三十年戦史 血戦ヴァレンシュタイン』(Double Charge Vol.4)をソロプレイする〔第3回戦〕

2024年12月1日日曜日

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『神聖ローマ帝国 三十年戦争』第2巻の発売を記念して、『三十年戦史 血戦ヴァレンシュタイン』を第2ターン(全10ターン)までソロプレイ。

実はリリース(2004年9月)から今年で20年である。
いまだにWebページが健在なのは驚きであるが、エラッタは印刷しておいたほうが良いかもしれない。
https://commandmagazine.jp/magazines/single/?id=30673

《他の太平記システムとの違い》
・外交フェイズで寝返りが発生する。
・戦闘フェイズに調略はない。
・エリア支配に武将の宗派が影響する。
・傭兵隊長は支配していない地域から兵隊を徴集できる。

前回
『三十年戦史 血戦ヴァレンシュタイン』(Double Charge Vol.4)をソロプレイする〔第2回戦〕
 
セットアップ

第1ターン
主導権は新教連合。

外交フェイズ
フェルディナンド2世「ヴァレンシュタイン出ろや~い...あっ、グスタフ・アドルフが出ちゃった」

ルール理解の間違い
外交フェイズで盤上に登場するのは国王家のみ
傭兵隊長と帝国諸侯家は登場することはない。
(代わりに寝返りがある。)

行軍フェイズ
両陣営とも現在の地域に支配マーカーを置きたいので、動かない。
ただし、新教連合は全ての行動をグスタフ・アドルフに割り振って一気にプファルツまで持ってくる。

武将出陣
やるのを忘れていた。
外交フェイズでも武将を登場させているので、それで終わった気になっていた。

VP確認
旧教同盟:3地域支配、うち2地域が河川沿いに隣接しているので、2+2+1=5VP
新教連合:2地域支配 = 2VP
差し引きで旧教同盟が3VP。

第2ターン
行軍フェイズ
新教連合は3ヵ所で旧教同盟の支配エリアに進撃。
新教連合にはマウリッツ(4-2)、グスタフ・アドルフ(4-4)、マンスフェルト(3-3)と戦闘力の高い武将が揃っているのに対し、旧教同盟にはティリー(3-4)くらいしかいないので、積極的に攻勢に出られない。

戦闘フェイズ

マンスフェルト vs. フェルディナンド2世

マウリッツ vs. スピノラ
ルール間違い
マウリッツは指揮値2なのでダイスを2個しか振れない。

グスタフ・アドルフ&フリードリヒ5世
 vs. マクシミリアン1世&ティリー
マクシミリアン1世「ティリー、おぬしならグスタフ・アドルフに対抗できる」
ティリー「そりゃ無理っす。身分が高いほうが総指揮者になっちゃうんで」
マク「それじゃタコ殴りじゃないか。傷が浅いうちに撤退や」
ティリー「それも無理っす」
マク「何でや」
ティリー「敵の武将ユニットや敵支配マーカーのある地域には撤退できません」
マク「それくらい分かっとる。そうじゃない地域に撤退すればええやろ」
ティリー「そういう地域はどこも山越えになるので、武将1人しか撤退できません」
マク「バイエルンはそんなにヤバい死地だったのか。
 こちらから先にプファルツに進軍(そしてすぐにバイエルンに撤退)するんだったあああ!」


旧教同盟側は撤退もできないまま損害を重ね、ついにティリーが戦死。
マク「よし、これでワシひとりになったから撤退や」
グスタフ・アドルフ「逃げる奴には真空飛び膝蹴りだ!」


これでマクシミリアン1世も敗走して城市ボックス送り。
太平記システムでよくあるパターンである。

VP確認
旧教同盟:1地域 = 1VP
新教連合:4地域 = 4VP
通算で両陣営±0
旧教同盟は各戦域でボロ負けしたが、VP上はまだ互角なのである。

フェルディナンド2世「なんの、まだまだ逆転はできる。カモン、ヴァレンシュタイン!」
ヴァレンシュタイン「ええ~っ、ベーメンも結構な死地ッスよ。
 ワシら傭兵なんで、不利なほうには付きたくないんですが...」

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