『ドイッチュラントウンターゲルト』(GJ13号)をソロプレイする

2024年7月21日日曜日

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ゲームジャーナル第13号より、『ドイッチュラントウンターゲルト』を第4ターンまでソロプレイする。


前回
『ドイッチュラント・ウンターゲルト』(GJ13号)「独ソ戦シナリオ」をソロプレイする

第1ターン 
 
東部戦線

ドイツ軍、ワルシャワに侵攻してポーランドを征服。
枢軸軍は、ポーランドを征服しても生産ポイントが増えるわけではない(VPは1増える)。
しかしポーランドはバリバリの連合国なので、放置しておくとフランス攻撃時に背後を衝かれてしまう。

西部戦線
ドイツ軍、ベルギー征服後、戦闘後前進でフランス領リールに侵攻。
よく忘れるのだが、戦闘後前進にも生産ポイントを消費する。

第2ターン  
ポーランド侵攻後、すぐにフランス侵攻→ダンケルク、のようなイメージがあるのだが、北欧ではその間にも
 ・ソ-フィン戦争(冬戦争)
 ・デンマーク占領
 ・ノルウェー侵攻
と、いろいろあったのだ。

北部戦線
ドイツ軍、史実どおりコペンハーゲンに侵攻してデンマークを征服。
ヒトラー「ま、生産ポイントが増えるわけではないんだが」

西部戦線
ドイツ軍がマジノ線を突破。
フランス軍はいったんリヨンに退却するが、連合軍ターンでパリ防衛に戻る。

この間、イタリア軍がアフリカの英仏領をうろちょろしているのだが省略。

第3ターン

西部戦線
パリ攻防戦。
ドイツ軍は戦力比を3:1にするため戦術爆撃を投入。
生産ポイントを5消費。
フランス軍もこれに対抗して戦術爆撃を投入。
結果はD2でフランスは降伏。

ルール間違い
パリの防御効果(2)を算入するのを忘れていた。
よって、正しいオッズは1:1で戦闘結果はD1。
パリが占領されることに変わりはないが。

北部戦線
ヒトラーとファルケンホルストの会話。

ヒト「史実どおり、ノルウェーに侵攻だ」
ファ「海峡越えなので、上陸(4)+攻撃(2)の計6生産ポイントかかりますが」
ヒト「ターンの収入が7ポイントしかないのに、そんなに使えるか。じゃあ地続きのスウェーデン侵攻に変更だ」
ファ「スウェーデンは2ユニットいますから、{移動(1)+攻撃(2)}×2で、やっぱり最低6生産ポイントです。ストックホルムの防御効果(2)を算入すると、それでも占領は無理でしょう」
ヒト「じゃあフィンランド軍を動かせ。ソ蓮はまだ中立だから、ヘルシンキをガラ空きにしても大丈夫なはず」
ファ「フィンランド軍はドイツ軍扱いなんで、やっぱり生産ポイントが必要なんですよ」
ヒト「ぐああ!生産ポイントが増えるわけでもないのに、そんな侵攻をやってられるか」
ファ「VPは得られますが...ま、ハンガリーやユーゴスラビアを攻めるほうが楽ですな」

というわけで、ヴェーザー演習作戦は中止。

第4ターン

枢軸軍ターン
ドイツ軍、ついにイギリス上陸。
ヒトラーとルントシュテットの会話。
ヒト「このままロンドン攻略だ」
ルン「ロンドンの防御効果(3)を算入すると戦力比が1:2になってしまいます。増援到着まで、攻撃は控えるべきかと」

連合軍ターン
バーミンガムとロンドンからドイツ軍を攻撃、計5生産ポイントを消費。
ドイツ軍も、防御のために生産ポイントを消費。
戦力比は1:1で、結果はD1。
後退をキャンセルするため、ユニット毎に1生産ポイントを消費。
イギリス軍は、今回の作戦行動で計7ポイントを使ったことになる。
チャーチル「ターンの収入が4ポイントしかないのに、苦しいのう...」

ルール間違い
生産ポイントを使って後退をキャンセルできるのは2ヘクス目から
1ヘクスは必ず後退しなければならない。
上のケースでは2ユニットとも後退し、ドイツ軍が戦闘後前進でロンドンを占領することになる。
よって、ロンドンのイギリス軍は攻撃に参加すべきではない。
後述するが、イギリス軍は攻撃せずに待っていたほうがよい。

ソロプレイはここで終了。

第5ターン(1940年秋)劈頭、再びヒトラーとルントシュテット。

ヒト「このターンでバーミンガムを占領し、次のターンで増援を上陸させるぞ」
ルン「次のターンは1940年冬ですよ」
ヒト「それがどうした」
チャーチル「ガハハハハハ! 冬と秋のターンは、大西洋で上陸作戦はできんのだ」
ヒト「わあっ、どっから出てきた

チャ「それだけではない。冬と秋のターンは、海峡越しに補給線を通すこともできないのだよ」
ヒト「ということは...」
ルン「そう、イギリスに上陸した我が軍は壊滅します」

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