『川中島軍記』(ウォーゲーム日本史第5号)をソロプレイする

2024年8月3日土曜日

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ウォーゲーム日本史第5号より、『川中島軍記』を第1ターンだけソロプレイする。第1ターンだけとはいえ、セットアップとあわせて2時間くらいかかった。

セットアップ
謙信と信玄がいきなり隣接。
このゲーム、謙信のユニットは騎馬で最強の攻撃力(3)を誇るが、信玄のユニットは一般の長槍と同じ攻撃力で、特殊能力もない。

信玄「ワシ、ここにいる意味あるのか? 討ち取られたら負けなんだから、海津城に引っ込んでいたほうが良くないか」
勘助「いやいや、お館様がここにいることが重要なのです」
信玄「え、そうなの?」
勘助「お館様が攻撃可能な場所にいると、謙信が寄ってきますからな。ヒヒヒ...」
信玄「囮扱いかよ!」

第1ターン
謙信「長槍や長弓の攻撃では埒が明かんのう」
宇佐美定満「ダイス目が悪すぎ...いや、強襲システムとはそういうもんです」
謙信「信玄めが見えた。突撃だ、ついてこい」
定満「え、私もですか!?」
謙信「おまえの軍師能力、見せてもらうぞ」

武田の防御ポイント
 9+2(長槍迎撃)=11
上杉の攻撃ポイント
 5+6(ダイス)=11
→効果なし

謙信「カモン定満!軍師で振り直しだ」
軍師が参加しているエリアでの攻撃では、ダイスを振りなおすことができる。
振り直したダイスは7。

謙信「たいして変わらんではないか。これなら、色部勝長を連れてきたほうが良かった」
定満「振ったのはあんたでしょうが...」


武田信繁「兄上、いま助けに行きますぞ」

だが、信玄にいるエリアはすでにユニット数の上限(7)いっぱいなので、直接突撃することはできない。

武田信繁「仕方ない。隣のエリアに移動し、そこから攻撃する変則突撃だ」
勘助「こちらは信繁殿や義信殿が討たれても負けなので、軽々に動かぬほうが良いのですがな...」

謙信「ぬう、ここはひとまず退却だ」
定満「ええっ、私は敵中に置き去りですか!?」
謙信「おまえの犠牲は無にはせぬ。上杉の天才軍師として語り継いでやろう」
定満「いや、まだ死ぬと決まったわけでは...」

信繁が抜けたエリアに柿崎景家らが突撃するが、効果なし。
そこに馬場信房らが逆突撃をかける。
信房「新発田重家、討ち取ったり!」
従者「東福寺方面から長弓による長距離攻撃、我が軍の犠牲多数!」
信房「上杉にそんな凄腕のスナイパーがいたのか...口惜しいが退却だ」


有効な行動ができるユニットがなくなったので、第1ターン終了...

高坂昌信「ちょっと待ったあ!」

あ、まだ妻女山方面があった。

武田軍、まず長槍と長弓で妻女山の上杉軍を攻撃。

高坂昌信「敵は弱ったぞ、突撃!」
北条高広「なんの、長槍で迎撃だ」
高坂昌信「まだ長槍が残ってたのか」
北条高広「騎馬で損害を吸収して温存していたのよ」

上杉の防御ポイント
 9+2(長槍迎撃)+2(エリア防御ボーナス)=13
武田の攻撃ポイント
 6 + 8(ダイス) = 14
→上杉に損害1

ルール間違い
突撃はエリア内戦闘になるので、本当はエリア防御ボーナスは適用されない

山縣昌景「まだまだ!第2波突撃だ」
上杉の防御ポイント
 9+2(長槍迎撃)+2(エリア防御ボーナス)=13
 ※上と同じく、本当はエリア防御ボーナスは適用されない
武田の攻撃ポイント
 6 + 6(ダイス) = 12

さらに、何故か上杉の防御ポイントを14と間違って計算していた。
突撃の場合、攻撃ポイントが防御ポイントを下回ると、攻撃側が損害を受ける。
-2 だと1ユニット除去。

北条高広「未行動で残っているのはワシらだけか。このエリアの武田軍を蹴散らすぞ!」
結局、高坂昌信らの武田軍は妻女山から退却。

ターン終了時
ルール間違いがなければ、妻女山は陥落していたかもしれない。
その場合、上杉は東福寺と善光寺を死守することになる。

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