『ラッテンクリーク:スターリングラード』(ハガキゲーム)をソロプレイする

2025年6月7日土曜日

t f B! P L
『ラッテンクリーク:スターリングラード』を第3ターン(全6ターン)までソロプレイする。

セットアップ
マップの両側は補助シート。
トランプを置いて各ユニットの〈ステップ〉を示す。
〈ステップ〉は耐久力や補給状態を表すもので、上限はユニットによって異なる。
それとは別に、両プレイヤは〈ステップ〉とほぼ同じに使える手札を持つ。

勝利条件
ドイツ軍は、第6ターン終了時に矢印の付いた3エリア全てを支配していれば勝利。
それ以外であればソ連軍の勝利。

第1ターン
トラクター工場に隣接するOrlovkaの攻防。
ソ連軍はT-34を除去して損害を吸収。
T-34は次ターンにトラクター工場に復活する。

ソ連軍、13GをOrlovkaの救援に送る。
 
(自軍支配下のエリアであれば、どこまでも進むことができる。)
戦闘の損害をユニットのステップで吸収し、退却をキャンセルする。
攻撃カードは手札とユニットのどちらからでも出せるが、損害はユニットのステップでしか吸収できない。

ドイツ軍、14PzがAirfield Settlementに移動し、ソ連軍のRifle-3を攻撃。
Rifle-3はママエフ墓地に退却。
ドイツ軍の攻撃カードはブラフだったかもしれないが、ソ連軍はユニットのステップも手札も枯渇していたため、これに対抗できない。

ターン終了時
ドイツ軍、早くも勝利条件対象の3エリアを支配。

第2ターン
ドイツ軍は、イベントカード(絵札)で砲撃。
山札から引いたカードは10、Rifle-1の戦闘力(2)以上なので、損害を与える。
ママエフ墓地を支配しているので、引いたのが絵札でも命中。

ルール間違い
ドイツ軍が砲撃に使えるのはダイヤ/ハートのJ。
スペード/クラブのJは空軍支援。
あまり違いはないが。

ドイツ軍の100J、Southern Cityでソ連軍Rifle-1を攻撃。
ソ連軍は、またしてもユニットのステップも手札も枯渇している。
そのうえ退却先もないので、ユニット除去。

ターン終了時
ターン開始時とほとんど状況が変わっていない。
ドイツ軍は支配エリアを増やしている。

第3ターン
ドイツ軍、Factoriesの16Pzがソ連軍のRifle-4を攻撃。
Rifle-4の戦闘力は2だが、
 ・市街地での防御...+2
 ・T-34の支援...+2
が加算されて計6。

1.両軍とも、ユニットの戦闘力以下のカードを出している。
2.両軍とも、自軍カラーでないカードを出している。
3.ドイツ軍のほうが、カードの数値が小さい。

以上から、ドイツ軍の勝利。
ソ連軍はT-34を除去して損害を吸収。

ソ連軍は、このターンの増援の39GでFactoriesの奪回を図る。
ドイツ軍装甲師団が市街地で防御する場合、戦闘力は-2される。
ソ連軍が勝利し、ドイツ軍は退却。

ドイツ軍は、後方から71歩兵師団をFactoriesに進め、ソ連軍の39Gを攻撃。
ソ連軍は、最前の戦闘でユニットのステップも手札も使い果たしていたため、後方に退却。

ターン終了時
ターン開始時とほとんど状況が変わっていない。
ドイツ軍は、T-34の復活を阻むため、トラクター工場も支配。

ドイツ軍が圧倒的に有利なようだが、勝利条件が厳しい。
ソ連軍がステップを上限まで補充して最終ターンに飽和攻撃すれば、1エリアくらい奪回できるのではないか。

ドイツ軍は、前線に貼り付いているとユニットのステップが補充できない。
早々に勝利条件エリアを支配するよりも、地道にソ連軍ユニットの除去していくべきか。

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