真珠湾を奇襲せず-『太平洋空母決戦』(WGHB2012)ソロプレイ【第2回戦】

2024年6月1日土曜日

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 『ウォーゲームハンドブック2012』より、『太平洋空母決戦』を1ターンだけソロプレイする(全7ターン)。

1ターンだけとはいっても、7作戦ラウンドあったのだが。

前回
『太平洋空母決戦』(WGHB2012)をソロプレイする
 
セットアップ
単冠湾の南雲長官に、大本営から電文。
「"ニイタカヤマ..."じゃない、"トネガワクダレ"(攻撃中止)!?」

第1ターン

第1ラウンド
サイゴンの第2艦隊、シンガポールに侵攻。
(陸上機は敵ユニットがいるポイントへは移動できないので置いていく。)
チャーチル「おいおい、真珠湾を奇襲するんじゃなかったのか!?」

イギリス軍のZ部隊(プリンス・オブ・ウェールズ等)が壊滅。

なお、連合軍は1~3ラウンドの間、行動できない。

第2ラウンド
輸送船は裏返って地上軍になり、次ターンのシンガポール支配に備える。
第2艦隊は油田確保のためボルネオ島へ移動。
ルール間違い
支配判定フェイズまで、支配は変更されない。
(例外:地上軍がある場合)
よってボルネオ島は、この時点では連合軍支配のまま。

第3ラウンド
第2艦隊はさらにジャワ島へ移動し、ABDA艦隊を撃滅。
ルール間違い
上と同じく、ジャワ島はまだ連合軍支配のまま。

第4ラウンド
真珠湾に、空母3隻が裏面(減少戦力)で配備される。
山本五十六「来た来た、これを待っていたんだ。いまこそ《真・真珠湾攻撃》!」

奇襲効果(ダイス修正)は前ラウンドで消えているが、それでも日本軍の戦力は圧倒的である。
米軍は、旧式戦艦が射撃不可(弾よけにはなる)な上、空母も裏面なので1ダイスしか振れない。
旧式戦艦1隻を残して全滅。
日本軍は潜水艦も待機していたのだが、米軍が旧式戦艦しか生き残らなかったので空振り。
(潜水艦で攻撃できるのは、空母と高速戦艦だけ)

ラウンド終了時
盤面に残っている連合軍艦艇は、イギリス軍の空母ハーミーズ(裏面)とアメリカ軍の旧式戦艦だけ。
ルーズベルト「空母が配備されるまで攻撃を遅らせるとは、なんち姑息なヤツだ。
 許さんぞう、リメンバー・パール・ハーバー!」


第5ラウンド
日本軍は、ジャワ島の第2艦隊をハーミーズ攻撃に向かわせる...というのを考えたが、空母抜きで空母を沈めることはできないので断念。
(それ以前に、ボルネオ島は連合軍支配のままなので、通過はできない)

代りに、日本から第5艦隊と輸送船がマリアナ諸島へ移動。
連合軍は上述のとおりなので、やることがない。
(ハーミーズが補給線維持のためにインドネシアに進出するという手はあるが、南雲機動部隊にボコられて沈む可能性が高い。)

このラウンドから、作戦ラウンドの強制終了判定がはいるのだが、次ラウンドも継続することになった。

第6ラウンド 
第5艦隊、トラック諸島を経由してラバウルに進出。
ルーズベルト「次のラウンドも続くんかい!」

第7ラウンド
日本から、第三艦隊がアッツ島に進出。

ターン終了時
支配確認
ボルネオ島には日本軍ユニットがいないので、本当は支配できてない。
ジャワ島のどちらかを戻す必要があった。

補給判定
フィリピンとシンガポールは補給切れ。

帰還
アッツ島とラバウルは港湾ではないので、どっかに帰還させなければならない。
マリアナ諸島の輸送船はフィリピン上陸を見据えてトラック諸島に帰還させたが、日本から行くのと距離が変わらないので、意味がなかった。

第2ターン
南雲機動部隊の半数は修理に入ったので、このターンは移動できない。
アメリカ軍は除去された地上機を再建。
ボルネオ等の油田は燃料ポイント3を産出(本当は支配していないが)。

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