『新・戦国大名』(ウォーゲーム日本史第2号)をソロプレイする

2024年5月28日火曜日

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ウォーゲーム日本史第2号より、『新・戦国大名』第1ターンだけをソロプレイする。

ゲームの進行
全3ターン+特別ラウンド。
1ターンは3ラウンドで、1ラウンド中には各プレイヤが3アクションを連続で行う。
1ターンだけと言っても結構長い。

セットアップ

4人プレイ。
フリーセットアップだが、各勢力を織田・上杉・北条・松永とし、(だいたい)対応した大名カードを使用した。
4人プレイでは、濃い色のエリア(能登を含む)は使わない。

※黒丸の数字は「兵力」。
 中立勢力の発生判定時にはこちらを使うのだが、見落として「国力」のほうを使っていた。

第1ターン

第1ラウンド
織田

1.《鉄砲隊》《直江兼続》カード取得。
2.尾張から美濃に移動。
3.中立勢力のひとつ(※)と戦闘して撃滅。
 ・直江兼続の指揮官としての戦闘修正と大名参加による戦闘修正は重複する。
 ・鉄砲隊により、与える損害が+1される。
 → 美濃が「部分支配」化
※美濃には中立勢力が複数存在する。
 1回の戦闘では、ひとつの勢力しか攻撃できない。

上杉

1.《特産品》《金山》カード取得。
2.兵の徴募
 特産品と金山で越後の国力が10になっているので、5兵力を徴募できる。
3.築城
 春日山城のレベルを2に上げる。

北条
「うおお、ろくなカードが残っていないじゃないか」

カードはターンの最初にしか補充されない。
なので、手番順は非常に重要。
ソロプレイなので適当に順番を決めたが、正しくは、天運で手番順をオークションする。

「このカードじゃ、カード取得にアクションを使うのは勿体ない」
1.矢銭の徴集
 天運を1使い、完全支配している1エリアから国力の半分の金を得る。
 (本国は全体で1エリアとみなす)
2.武蔵から甲斐に移動。
3.中立勢力を攻撃。
 銭4を消費して全戦力を調略。
 →甲斐が「完全支配」化

『戦国大名』では武将の威信値で調略して味方にする、というのがあったが、本作には一切ない。

松永
大名カードは斎藤道三(を彷彿とさせる人)だが、松永久秀とは兄弟分みたいなものだから、まあいいだろう。
1.矢銭の徴集。
2.摂津から山城(※)に移動。
3.銭3を消費して調略。

※山城完全支配の効果
・ターン終了時に天運+1。
・ゲーム終了時に勝利点+3(山城の国力とは別)。

第2ラウンド
北条「手番順は変わらんのか!」
手番順のオークションはターンの頭にしか行わない。

各プレイヤ、調略で中立勢力を排除して支配エリアを増やす。
普通に攻撃すると兵力を損じるので、せっせと金の力で調略する。
プレイヤが新しいエリアに進出するたびに、隣接するエリアに中立勢力が湧いてくる。
これで、空いているエリアは若狭と越前だけになった。

第3ラウンド 

 越中を平定した謙信が、返す刀で上野に侵攻。

氏康「なんでこっちに来るんだよ」
謙信「せっかく(自分だけ)軍備増強したのだ。使わないのは勿体ない」

戦闘では、防御側が先に攻撃する。

北条側攻撃 
兵力1+城レベル1=DR2。
(無名武将は戦闘修正が付かない)
ダイス目は3。DRを超えているのでで損害は0。
しかし、天運を1消費して1損害を追加する。
→上杉側は兵1を除去
 
 上杉側攻撃
兵力3+大名カードによる戦闘修正2=DR5
ダイス目は5なので損害は5。
こちらも天運を1消費して1損害を追加する。
→北条側は兵1(2損害)+武将1(1損害)+城レベル1(3損害)を除去
※兵1の除去は2損害を吸収する。

続いて北条の手番。
1.武蔵防衛のため、無名武将1と兵力3を徴募。
2.《島左近》カードを取得し、無名武将1を有名武将化する。
 有名武将は無名武将のグレードアップのような扱い(本当はユニットを重ねる)。
 無名武将と有名武将の合計は5名を超えられない。

謙信「ろくなカードが残ってない、と言ってなかったか?」
氏康「状況が変わったんだよ!」


ターン終了時の処理
国力に等しい税収を得た後で、カードの維持費を払う。

勝利点の計算
 国力+天運の1/2+山城完全支配ボーナス(3)

織田
 国力 24 + 天運 9.5 = 33.5
上杉
 国力 25 + 天運 9.5 = 34.5
北条
 国力 13 + 天運 8.5 = 21.5
松永
 国力 26 + 天運 9.5 + 山城ボーナス 3 = 38.5

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