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『クロニクル・オブ・ジャパン』(GJ91号)をソロプレイする
※続きではありません。
第3ターンまで
1位:緑 54点
自称《源氏の正統》。
東国を基盤に開始するが、第3ターンで畿内に侵攻して30点を挙げ、一気にトップに立つ。
『クロニクル・オブ・ジャパン』(GJ91号)をソロプレイする
※続きではありません。
第3ターンまで
1位:緑 54点
自称《源氏の正統》。
東国を基盤に開始するが、第3ターンで畿内に侵攻して30点を挙げ、一気にトップに立つ。
2位に20点差をつけ、3位と4位を合わせたより点数が高い。
2位:赤 34点
自称《西海の覇者》。
第2ターンに平氏パワーでトップに立つが、続く細川氏で伸び悩む。
3位:青 27点
自称《ヤマトの後継者》
赤と勢力圏が被るため、宿命のライバルになっている。
4位:黄 25点
自称《邪魔大王国》
第1ターン邪馬台国、第2ターン少弐氏と九州王朝の正道を進んでいたが、第3ターンで関東公方になってしまい、アイデンティティの危機に襲われる。
ターン終了時
第4ターン
緑は北条氏。
緑「源氏・北条・足利と、武家政権の王道を進んでおるのう」
赤「勝手に順番入れ替えんな、オマエは後北条氏だろ」
青「後北条が北陸や畿内まで出てくるんじゃねえ」
青は武田氏。
青「ついに京都に旗を立てたぞ。我こそは源氏の正統、いつまでも緑にデカい顔はさせておかぬ」
赤「ちょっと待った、中国はウチのシマだ」
赤は大内氏。
青「なんでこっちに来るんだ!トップの緑を止めろよ」
赤「中国は基本VPが2にアップしてるから、こっちも欲しいんだ」
勢力圏が被る赤と青、緑という大敵がいてもなかなか共闘できないのであった。
黄は大友氏。
九州王権としてのアイデンティティを回復する。
九州全土をを制圧し、さらに四国(こっちも基本VPが2にアップ)に進出。
緑:+17 → 71
赤:+13 → 47
黄:+18 → 43
青:+13 → 40
第5ターン
赤は毛利。
中国から畿内を席捲。
青は上杉。
赤「前のターンは武田だったのに、節操はないのか」
青「何とでも言え。武田と上杉で連続上洛の快挙だ」
赤「それより、何でこっちの勢力圏に来るんだよ」
畿内は基本VPが高い上に都市や記念碑があるので、どうしても争奪戦になる。
緑は徳川。
関東を開発し、大都市2つを支配。
もちろん、みんな緑にだけは徳川を取らせたくなかったのだが、このターンの勢力選択順1番だったのだから仕方ない。
ターン終了時
緑:+15 → 86
赤:+18 → 65
黄:+22 → 65
青:+17 → 57
黄色が同点2位まで上がってきたのだが、たたき合いに忙しい赤と青はそれどころではない。
源氏の正統を自任する緑も、20点以上差を付けている熊襲の末裔など眼中にない。
第6ターン
黄は《維新の志士》。
黄色「《薩長同盟》を取りたかったんだがなあ。開始スペースは...常陸!? 薩長土じゃくて水戸の志士かよ!」
得点:+23 → 88
赤は《薩長同盟》。
トップの緑を叩きたいところだが、まったく勢力圏が被っていない。
得点:+14 → 79
青は《奥羽越列藩同盟》。
陸奥から関東に南下して、緑の勢力圏を侵食。
得点:+19 → 76
緑は《明治政府》。
もちろん、みんな緑にだけは取らせたくなかったのだが以下略。
畿内と関東を部分支配し、記念碑と大都市を上乗せ。
得点:+16 → 102
ついに100を突破。
この時点で、緑の勝利を疑う者はいなかった。
ターン終了時
最終得点計算
赤:+14 → 93
青:+17 → 93
宿命のライバル同士、仲良く同点だが、100には届かない。
黄
最終ボーナスカード:12
天命:2
宝物:12
最終ボーナスカウンター:3
+29 → 117
赤・青・緑「ええっ、まさか...」
緑
最終ボーナスカード:12
+12 → 114
トップは《邪魔大王国の志士》(←変わっている)こと黄。
前半終了時の最下位から、まさかの大逆転であった。
今回のルール間違い
第3ターンの足利氏。
尊氏「登場スペースは...えっ、豊前!? 北畠顕家に負けて九州に敗走したところか。う~ん、こっから上洛するのはキツいな。直義、あとは頼んだ」
直義「兄上、どうするつもりで?」
尊氏「前のターンに源氏で扶植した勢力があるから、そっから侵攻するわ」
直義「エジプトから脱出するナポレオンみたいなことを...」
という一幕があったのだが、これは間違い。
特殊能力がある場合を除き、「侵攻」は登場スペースから連続して隣接していなければならない。
前ターン以前の軍勢を「同盟軍」として扱えるのは、今ターンの軍勢と隣接した後。
「侵攻済」と「侵攻中」の区別がなくなったため、間違いやすい。