『皇帝ナポレオン』を第4ターンまでソロプレイする。
前回はこちら。
『皇帝ナポレオン』(コマンドベーシック)をソロプレイする
第1ターン
第1移動
オーストリア本国には、ロシア軍が後詰に入る。
フランス軍は、ナポレオン率いる本隊がライン連邦、ダヴーがイタリアで迎撃。
ナポレオン「ネイもスルトも能力がイマイチなんで、別働隊を任せられるのはお前しかおらんのよ」
どちらの戦域でも、オーストリア軍はあっさり撤退。
『太平記』システムと異なり、撤退時に追撃を受けないので気楽である。
第2移動
ロシア軍がライン連邦、オーストリア軍がイタリアに侵攻。
重要なルール間違い。
第1移動・第2移動とも連合軍→フランス軍の順で動いていたのだが、
第1移動:連合軍→フランス軍
第2移動:フランス軍→連合軍
が正しい。
道理でフランス軍苦しいはずだよ。
(正しいルールであれば、ここでフランス軍は全軍でオーストリアに雪崩込んでいた。)
ライン連邦ではロシア軍が(あっさり)撤退。
しかしイタリアでは、ダヴーがカール大公に敗れてフランス本国に撤退。
ターン終了時
連合国、フランスからイタリアを奪取。
第2ターン
第1移動
カール大公がライン連邦に侵攻。
敵軍の三倍以上の兵力がないと動けないので、ナポレオンはここで拘束。
この隙に、クトゥーゾフがフランス本国に侵攻。
そんなアグレッシブな将軍だったっけ?
ダヴーがこれを迎え撃つ。
司令官の能力も兵力もほぼ互角。
パリ陥落も十分あり得る正念場だが、ここはダヴーが踏ん張った。
第2移動
ダヴーがイタリアに逆侵攻し、オーストリア軍とロシア軍は撤退。
ターン終了時
フランス軍、ダヴーの東奔西走でイタリアを奪回。
第3ターン
第1移動
プロイセンが参戦し、オランダに侵入。
ナポレオンはカール大公に拘束され、拱手傍観しているしかない。
第2移動
プロイセン軍、さらにフランス本国に侵攻。
ナポレオン、今度はクトゥーゾフに拘束されて動けない。
やむを得ず、イタリアのダヴーを本国に戻す。
ナポレオン「ダヴー、また頼む」
ダヴー「へい。...忙しいのう...」
ダヴーが去ったイタリアには、再びオーストリア軍が侵攻。
ターン終了時
フランスは本国こそ死守したものの、イタリアとオランダを奪取され、領土がじりじりと縮小。
第4ターン
プロイセンではブラウンシュバイクが更迭され、裏面のブルッヒャーになる。
こっちのほうが能力が高い。
外交工作フェイズ
スペインに対するダイスは2。
これではスペインの外交値(3)に届かないのだが、ナポレオンがフランスにいないため、ダイスに+1されて到達。
ついにスペインも参戦。
ナポレオン「本国に戻って兵力を補充したいのぉ...」
戦闘には勝っているものの、少しずつ兵力を削られている。
動員した兵力は本国にしか配置されないので、遠征軍はやせ細る一方。
ナポレオン「ああっ、ネイを本国に残して兵力の運搬をやらされば良かったんじゃないか?
どうせ戦闘では役に立たないし(ひでえ)」
第1移動
スペイン軍がフランス本国に侵攻。
パリは毎ターンかわるがわる国外勢力に脅かされている。
『ブリタニア』みたいな展開だな。
しかしスペイン軍司令官のブレイクは無能なので、ダブーにあっさり撃退される。
ダヴー、すっかりパリ防衛隊長みたいな役回りに。
イギリス軍「ああっ、ムーアをポルトガルに送り込んでスペイン軍を指揮させるんだったあ!」
ムーアの能力もイマイチだが、ブレイクに較べればだいぶマシ。
まあ、目的はダヴーを拘束してナポレオンへの支援を阻むことだから、誰でもいいのだが。
ロシア軍、オーストリア軍、プロイセン軍がライン連邦に侵入。
ナポレオン「もう諸国民戦争!? あれは第9ターンじゃないのか」
スルト「兵が足りません。撤退しましょう」
ナポレオン「余の辞書に撤退という文字はない!」
ネイ「ここで全滅したら、裏返って能力が低下してしまうんですよ。そうなったら本当に終わりです」
ナポレオン「むう...やむを得ん、撤退だ」
第2移動
連合軍、ナポレオンを追ってフランス本国に続々集結。
ナポレオン「もう国内戦役!? あれは第10ターンじゃないのか」
とはいえ、実は兵力はフランス軍のほうが多い。
ナポレオンが指揮すれば、連合軍など敵ではない。
カール大公「パリ陥落、ワンチャンいけるかと思ったんだがなあ」
などと言いつつ、連合軍はあっさり撤退。
ターン終了時
フランスは中小国を全て連合軍に奪われ、ゲーム開始時よりも縮退している。
パリでは、タレイランが「ナポレオン降ろし」を画策しはじめていた...