コマンドマガジンに日本版174号より、『信玄vs.謙信 川中島血戦』をソロプレイする。
https://commandmagazine.jp/com/174/index.html
旧版ルールが『信玄vs.謙信 川中島血戦』
新版ルールが『永禄辛酉 川中島合戦』
セットアップ
第1ターン
互いに1ユニットずつ移動してマストアタック。
盤上配置されているのは40ユニットほどだが、その半分くらいは戦闘するので、20回くらいはダイスを振ることになる。
このターンの妻女山夜襲隊は山中から登場。
第2ターン
このターンの夜襲隊も山中から登場。
道に迷ったのか。
行動したユニットは裏返って防御力が低下するので、敵手番で攻撃される。
すると、今度は攻撃したユニットの防御力が低下するので、やはり敵手番で攻撃される。
これが脊髄反射敵に繰り返される。
計画的に波状攻撃しなさいとルールブックにも書いてあるのだが、戦場では正常な判断ができないのであろう。
第3ターン
このターンの夜襲隊は、ようやく平地から登場。
全6ターンなので、半分終了したことになる。
上杉軍は左翼から攻め寄せて押せ押せだが、決定打が出ない。
単に武田軍が反対方向に退却しているだけのようにも見える。
しかも、左翼第2列は接敵できず遊兵化している。
やはり鶴翼で武田軍を包むべきであったか。
壊滅させた敵軍ユニット数の差は〔上杉:+2〕。
+5でターンを終わるとゲーム終了。
第4ターン
壊滅ユニット差は〔上杉:+4〕。
「あと1ユニット!」と意気込むも攻め切れない。
無条件で「壊滅」の結果を出すのは難しいので、退路を断った状態で「敗走」「後退」を狙うべきなのだが。
謙信「ええい、これでは埒が明かん!」
と、武田軍の背後に回り込もうとする。
第5ターン
柿崎衆が山本勘助を攻撃。
結果は「後退」だが退路がないので壊滅。
これで〔上杉:+5〕。
謙信「じゃあパス」
信玄「あ、ひでえ」
謙信「このまま守り切れば勝ちだもん」
下手に行動すると裏返って防御力が低下するので、合理的な選択ではある。
上杉謙信がそれでいいのか、という気はするが。
高坂昌信「お屋形さま、お待たせしました」
ようやく妻女山から戻った夜襲隊が上杉軍の横腹を衝く。
甘粕景持を討ち取り、〔上杉:+4〕に押し戻す。
謙信「しぶとい奴らだ。ワシ自ら止めを刺してくれる」
信玄「来いやあ!返り討ちにしたる」
だが、謙信が攻撃したのは内藤昌豊。
信玄「何でこっちに来ないんだよ」
謙信「戦力差ゼロじゃ、一撃で壊滅させられないんだもん」
謙信、戦力差2で内藤昌豊を攻撃し、結果は「敗走」
→退路がないので壊滅。
これでまた〔上杉:+5〕。
信玄「このまま終われるか」
原昌胤が謙信の後に回り込んで攻撃。
戦力差ゼロだが、謙信には退路がない。
信玄「ダイスで2が出れば、後退できない謙信を討ち取ってサドンデス勝利じゃあ」
が、効果なし。
信玄「まだまだ、こうなればワシの手で討ち取ってくれる!」
これまで味方の回復成功率を上げる(「不動の本陣」)ために動かなかった信玄だったが、ついに山が動いた。
戦力差は+1。
信玄「1(敗走)か3(後退)で討ち取れる」
が、これも効果なし。
信玄「むう、これまでか。ん、待てよ...」
信玄と謙信の激闘から少し離れた戦場で、武田軍が上杉軍1ユニットを壊滅させる。
これでまた〔上杉:+4〕。
ターン終了時
謙信「ええっ、これで次のターンに入るの!?」
第6ターン(最終ターン)
ゲーム終了時に5ユニット差がつかなかった場合、壊滅させたユニットが多い方の勝利。
4点ビハインドの武田軍が勝つには、謙信を討ち取るしかない。
再度の一騎打ちをするも決着はつかず。
信玄「残ったユニット数は互角なんだから、粘ればまだ何とかなるんちゃうか!?」
謙信「諦めろ、往生際が悪いぞ」
武田軍が攻撃して上杉軍を壊滅させれば、上杉軍も逆襲しないわけにはいかない。
不毛な消耗戦の中で、両軍次々に被害が拡大していく...
ゲーム終了時
結局〔上杉:+5〕。
終盤の潰しあいは全く意味がなかったことになる。
武田軍に至っては、壊滅したユニットのほうが多かった。
注意事項1
ルールブックと地形効果表がそれぞれ間違っているようだ。
ルールブック
防御側の地形による戦闘結果表のコラムシフトが間違っている。
川では右シフト(攻撃側有利)、山では左シフト(防御側有利)が正しい。
地形効果表
山と川のコラムシフトは正しいのだが、防御側が混乱時のコラムシフト(右に2つ)が記載されていない。
おかげで今回は、混乱時のコラムシフトを適用せずに戦闘解決してしまっていた。
正しく適用していれば、もっとブラッディな展開になっていたと思われる。
https://commandmagazine.jp/com/174/index.html
旧版ルールが『信玄vs.謙信 川中島血戦』
新版ルールが『永禄辛酉 川中島合戦』
セットアップ
第1ターン
互いに1ユニットずつ移動してマストアタック。
盤上配置されているのは40ユニットほどだが、その半分くらいは戦闘するので、20回くらいはダイスを振ることになる。
このターンの妻女山夜襲隊は山中から登場。
第2ターン
このターンの夜襲隊も山中から登場。
道に迷ったのか。
行動したユニットは裏返って防御力が低下するので、敵手番で攻撃される。
すると、今度は攻撃したユニットの防御力が低下するので、やはり敵手番で攻撃される。
これが脊髄反射敵に繰り返される。
計画的に波状攻撃しなさいとルールブックにも書いてあるのだが、戦場では正常な判断ができないのであろう。
第3ターン
このターンの夜襲隊は、ようやく平地から登場。
全6ターンなので、半分終了したことになる。
上杉軍は左翼から攻め寄せて押せ押せだが、決定打が出ない。
単に武田軍が反対方向に退却しているだけのようにも見える。
しかも、左翼第2列は接敵できず遊兵化している。
やはり鶴翼で武田軍を包むべきであったか。
壊滅させた敵軍ユニット数の差は〔上杉:+2〕。
+5でターンを終わるとゲーム終了。
第4ターン
壊滅ユニット差は〔上杉:+4〕。
「あと1ユニット!」と意気込むも攻め切れない。
無条件で「壊滅」の結果を出すのは難しいので、退路を断った状態で「敗走」「後退」を狙うべきなのだが。
謙信「ええい、これでは埒が明かん!」
と、武田軍の背後に回り込もうとする。
第5ターン
柿崎衆が山本勘助を攻撃。
結果は「後退」だが退路がないので壊滅。
これで〔上杉:+5〕。
謙信「じゃあパス」
信玄「あ、ひでえ」
謙信「このまま守り切れば勝ちだもん」
下手に行動すると裏返って防御力が低下するので、合理的な選択ではある。
上杉謙信がそれでいいのか、という気はするが。
高坂昌信「お屋形さま、お待たせしました」
ようやく妻女山から戻った夜襲隊が上杉軍の横腹を衝く。
甘粕景持を討ち取り、〔上杉:+4〕に押し戻す。
謙信「しぶとい奴らだ。ワシ自ら止めを刺してくれる」
信玄「来いやあ!返り討ちにしたる」
だが、謙信が攻撃したのは内藤昌豊。
信玄「何でこっちに来ないんだよ」
謙信「戦力差ゼロじゃ、一撃で壊滅させられないんだもん」
謙信、戦力差2で内藤昌豊を攻撃し、結果は「敗走」
→退路がないので壊滅。
これでまた〔上杉:+5〕。
信玄「このまま終われるか」
原昌胤が謙信の後に回り込んで攻撃。
戦力差ゼロだが、謙信には退路がない。
信玄「ダイスで2が出れば、後退できない謙信を討ち取ってサドンデス勝利じゃあ」
が、効果なし。
信玄「まだまだ、こうなればワシの手で討ち取ってくれる!」
これまで味方の回復成功率を上げる(「不動の本陣」)ために動かなかった信玄だったが、ついに山が動いた。
戦力差は+1。
信玄「1(敗走)か3(後退)で討ち取れる」
が、これも効果なし。
信玄「むう、これまでか。ん、待てよ...」
信玄と謙信の激闘から少し離れた戦場で、武田軍が上杉軍1ユニットを壊滅させる。
これでまた〔上杉:+4〕。
ターン終了時
謙信「ええっ、これで次のターンに入るの!?」
第6ターン(最終ターン)
ゲーム終了時に5ユニット差がつかなかった場合、壊滅させたユニットが多い方の勝利。
4点ビハインドの武田軍が勝つには、謙信を討ち取るしかない。
再度の一騎打ちをするも決着はつかず。
信玄「残ったユニット数は互角なんだから、粘ればまだ何とかなるんちゃうか!?」
謙信「諦めろ、往生際が悪いぞ」
武田軍が攻撃して上杉軍を壊滅させれば、上杉軍も逆襲しないわけにはいかない。
不毛な消耗戦の中で、両軍次々に被害が拡大していく...
ゲーム終了時
結局〔上杉:+5〕。
終盤の潰しあいは全く意味がなかったことになる。
武田軍に至っては、壊滅したユニットのほうが多かった。
注意事項1
ルールブックと地形効果表がそれぞれ間違っているようだ。
ルールブック
防御側の地形による戦闘結果表のコラムシフトが間違っている。
川では右シフト(攻撃側有利)、山では左シフト(防御側有利)が正しい。
地形効果表
山と川のコラムシフトは正しいのだが、防御側が混乱時のコラムシフト(右に2つ)が記載されていない。
おかげで今回は、混乱時のコラムシフトを適用せずに戦闘解決してしまっていた。
正しく適用していれば、もっとブラッディな展開になっていたと思われる。
注意事項2
敵ZOCからの離脱
移動開始時に敵ZOCからの離脱が可能というルールでプレイしていたが、「8.0 移動」の冒頭にさらっと
「ユニットは、隣のヘクスに敵がいなければ、移動することができます。」
と書いてあるので、離脱は不可能。
「ユニットは、隣のヘクスに敵がいなければ、移動することができます。」
と書いてあるので、離脱は不可能。