『フランス革命1789』(GJ89号)をソロプレイする

2023年12月10日日曜日

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ゲームジャーナル第89号より、『フランス革命1789』を第3ターンまでソロプレイする(全5ターン)。

セットアップ

第1ターン
歴史カード競売フェイズ
 歴史カード8枚、各プレイヤのRPは12。
 第1ターンはアクションフェイズにやれることが少ないので、RPの多くをカード獲得に投入して良い。
 そう考えると、相場は1枚あたり4~6RP程度だろうか。

政体フェイズ
 絶対王政から立憲君主制に移行。

集計フェイズ
※本稿をまとめる際に計算し直しているので、写真のVPチットと違っている場合がある。
 (以降の集計フェイズも同様。)


政体点:0、地方支持:1(リヨン)、その他:2(《テニスコートの誓い》)→ 計:3
《テニスコートの誓い》は、第2ターンのカード獲得で威力を発揮する。


政体点:0、地方支持:0、その他:0 → 計:0


政体点:7、地方支持:2(リール、ボルドー)、その他:0 → 計:9
ラファイエット、バルナーヴの投票と謀略カード《無派閥議員の買収》で、政体を立憲君主制に移行させる。
(このカードでの投票は現政体の制約を受けないので、いきなり帝政とか共産主義に投票することも可能。)
上の2人で7点を叩き出し、ぶっちぎりのトップに立つ。

(写真なし)
政体点:0、地方支持:2(リヨン、ストラスブーグ)、その他:0→ 計:2
絶対王政3人衆を揃えるも得点にならず。
 
ターン終了時

第2ターン
政体フェイズ
 黄の独走許すまじ、と三派閥が協力。
 立憲君主制から共和制に移行。
 緑としては絶対王政に戻したいのだが、立憲君主制と共和制の政体アクションでは絶対王政に投票できない。

集計フェイズ
※VPは各プレイヤーの持つVPチップで記録されるが、実際のプレイでは非開示。


政体点:5、地方支持:1(リヨン)、その他:0 → 通算:9
さすがロベスピエール、1人で5VPを叩き出す。


政体点:6、地方支持:0、その他:0 → 通算:6
共和制では、政体点がいちばん高い。


政体点:0、地方支持:2(リール、ボルドー)、その他:2(《フランス人権宣言》)→ 通算:13
政体点が0になってしまったが、まだトップを独走。
ラファイエットは先を見越して早くも亡命。


政体点:0、地方支持:6、その他:0 → 通算:8
政体点は相変わらず0だが、《バスティーユ牢獄襲撃》でパリの支持を獲得したこともあり、地方支持だけで6VP。

ターン終了時
赤と青は共和制を維持したい。
黄はまだトップだが、新しい得点源を獲得しないと先が苦しい。

第3ターン

カード競売フェイズ
共和制では行動フェイズでできること・やらねばならぬことが多いので、RPも温存しておく必要がある。
黄はロラン夫人を落札し、他派閥の人物の引き抜きを目論む。
しかし、が最後の《ベルサイユ行進》を落札し、即座にロラン夫人(黄)を投獄。

行動フェイズの動きはめまぐるしい。
最後の歴史カードを落札した
からスタート。
 
:マラーが、さっき投獄したロラン夫人(黄)を処刑→+1VP
:バルナーヴが亡命。
:マリー・アントワネットが亡命。
:ロベスピエールがフーシェ(緑)を投獄。
:カミーユ・デムーランが??を処刑→+1VP
 (メモの記載に辻褄の合わないところがある。同じ人物を2回処刑したかもしれん。)
:ラファイエット(亡命中)がリールに派兵。
 対仏軍はブラウンシュバイク公が指揮するが、フランス軍の援軍が強く敗退。
 フランス軍にはダヴーが!?(そんなカード/ユニットはありません)
:ルイ16世(亡命中)がリールに派兵。
 これは対仏軍が弱すぎて敗退。
赤:アベ・シェイエスがダントン(緑)を投獄。
:行動できる人物がカードがないのでパス。
:謀略カード《ラ・マルセイエーズ》でラファイエットを未行動に戻し、リールに派兵。
 またもフランス軍強すぎで敗退。
 何でリールばかり攻めているかと言えば、ここを足掛かりにパリ侵攻を企図しているため。
 フランス軍が比較的弱いストラスブーグのほうが良かったような気がするが。
:謀略カード《冤罪》でロベスピエール(赤)を投獄。
:サン・ジュスト、フーシェ(緑)を処刑。
  個人の能力「革命裁判」による処刑なので、VPなし。
:フェルゼンがロベスピエール(赤)を処刑→+1VP

共和制の政体アクションには「投獄」はあるが「釈放」はない。
投獄された人物が処刑されるのを防ぐには、処刑しそうな人物を投獄するしかない。

ターン終了時


政体点:4、地方支持:1(リヨン)、その他:0 → 通算:14
ロベスピエールが処刑されたのが痛い。
「オレは共和制をやめるぞ!」


政体点:6、地方支持:0、その他:2(処刑×2) → 通算:14
第1ターンは0点だったが、トップに1点差の2位まで浮上。
「処刑はやめられんのォ」


政体点:0、地方支持:2(リール、ボルドー)、その他:0)→ 通算:15
ロラン夫人は処刑され、2度の派兵も失敗と踏んだり蹴ったりだが、なおもトップタイを維持。
「ナポレオンを取って帝政だァ!」
 

政体点:0、地方支持:6、その他:1(処刑) → 通算:15
相変わらず政体点は0だが、安定の地方支持でトップタイ。
「ククク...目立たぬように生き残ってやるわ」
 
第4ターン
登場する歴史カード。
派兵を発生させるカードが多く、戦闘が多発すると予想される。
ゲーム前半の政治闘争から後半の武力闘争へ、という流れは『志士の時代』と共通している。

その他
投獄中マーカーと亡命中マーカーの数がルールブックと違う。
これは投獄と亡命の上限を制約するので、結構重要。
どちらが正しいのか。

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