『小牧・長久手の戦い』(WGHB2018)をソロプレイする〔第3回戦〕

2023年2月25日土曜日

t f B! P L
 
第1ターン
徳川軍、先手(主導権)を取って楽田城を奪取。
羽柴軍は楽田城と小牧城を迂回し、岩崎城と清須城方面に軍を進める。

黒田官兵衛「おや、楽田城は奪回しないので?」
秀吉「主導権が敵にあるから、このターンでの奪回はまず無理だ。いちど城攻めを始めると、ここから動けなくなってしまうしな」


ちなみに、岩崎城を守る丹羽氏次は信長・信雄に仕えたが、丹羽長秀と同族ではない。
信雄に仕えているのだから、ユニットカラーも織田色(徳川色とちょっと違う)に合わせるべきではないかと思うのだが。

ターン終了時
 
第2ターン
羽柴軍、さらに岩崎城方面に増派。
徳川軍は各方面に援軍を派遣。
ターンの最後に、秀吉と増援が犬山城に登場。
(登場して終わりなのか、さらに移動できるのか、ルールが不明確)

ターン終了時秀吉「犬山よ、私は帰ってきた」

第3ターン戦局が大きく動く。
岩崎城を窺うと見えた羽柴秀次と堀秀政、転進して小幡城を攻撃。

秀吉「楽田城が奪られた時点で岩崎城攻略は捨てておったわ。堀と秀次の進軍は陽動よ」

一方、池田恒興と森長可は、清須城の手前で守る榊原康政を攻撃。

家康「康政が討たれると、清須城が危ない。ええい、小牧山城から出撃だ」

ターン終了時羽柴軍、守将の水野忠重を退け、小幡城を奪取。
ちなみに、水野忠重は水野信元(寺島進)と於大の方(松嶋菜々子)の弟で、勝成の父。
清須城付近でも羽柴軍が勝ち、家康は退却。

第4ターン
秀吉「いよいよ、ワシ自ら清須城攻略じゃあ!」
 
本多忠勝、これを阻止するために楽田城を捨てて南下。
ガラ空きになった楽田城を、犬山城から出撃した羽柴軍が奪回。

秀吉「なーんちゃって。やっぱり小牧山城を攻撃しよう。(堀)秀政、手伝ってちょ」
家康「ぐわあああ!前半で命令チットが出払ったんで、有効な対策が打てん。(大須賀)康高、あとは頼んだ」
 
ちなみに、大須賀康高はこのとき57歳。
酒井忠次と並ぶ長老格。
 
ターン終了時
羽柴軍、小牧山城を奪取。
※今回はルールを少し変更している(後述)。
一方、清須城付近では池田恒興が討死

この時点で城砦の支配は、羽柴軍徳川軍

第5ターン(最終ターン)城砦を守り切れば羽柴軍の勝利。

家康「(井伊)直政、ガラ空きの大留城を奪れ!」

しかし、命令チットにも恵まれ、秀吉が一歩早く入城。

秀吉「見たか、名付けて『小牧山大返し』

家康と本多忠勝は小牧山城の奪回を目指す。

ターン終了時井伊直政と家康が討死
なお、総大将は織田信雄なので、家康の討死ではサドンデスにならない。

戦 評
羽柴軍は、広く動いて徳川軍の分散に成功。
徳川軍は、初手で楽田城を奪するのは悪手だったか。
守備範囲が広くなりすぎた。
 
秀吉「ふわあっはっは。ついにワシが家康より戦上手であることが証明されたぞ。どのゲームも、ワシの野戦能力を低く評価しおって...」
(根に持っているらしい)

城砦ルールについて
主導権プレイヤーは、城砦にいる自軍ユニットを戦闘に参加させる義務はない。
よって、この状況であれば小牧山城では大須賀康高を戦闘に参加させないのが合理的な選択になる。しかし、このルールだと、主導権がゲームに与える影響が大きすぎるように思う。
ゲーム終盤、勝利条件を満たす数の城砦を支配している側が主導権を取った場合、城砦にいるユニットが戦闘を回避することで、支配状態を維持することができる。
相手側は、何をやっても敵城砦を奪取することができない。
そこで今回は、「戦闘に参加する自軍ユニットが他に存在する場合に限り、城砦にいるユニットは戦闘を回避できる。」とルールを変更してみた。

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