大坂夏の陣『決戦天王寺』ソロプレイ〔第3回戦〕

2023年2月7日火曜日

t f B! P L
これまでの展開

第1回戦
https://kowkowkowsblog.blogspot.com/2023/01/blog-post_24.html

第2回戦
https://kowkowkowsblog.blogspot.com/2023/01/blog-post_30.html

第1ターン
イベント:岡山口突撃
大野治房「来た来た、ワシのイベントじゃあ!」

前回「大野治房のイベントがない」と書いてしまったが、訂正。
名前こそ冠されていないが、これは大野隊のイベントである。
このイベント出たので、大野隊を2回移動させ、岡山の前田隊を攻撃。
防御側が鉄炮隊だろうが丘に拠っていようが、攻撃側にアドバンテージ(※)がつく。
※ダイスを2個振り、大きい目を採用する。

さらに毛利勝永も連携し、徳川方右翼(東)を攻撃。

この結果、第1ターンで大坂方の真田勢が動かないという珍しい展開になった。

徳川方は、榊原康勝が自軍真田勢の隙間を埋めて戦線を形成する。

さて、こちらは徳川方の真田隊。
真正面に、突如真田信繁が出現。

真田信吉「叔父御、茶臼山にいたはずでは!?」
真田信繁「これぞ真田忍法テレポート!」


「影武者」イベントが発生すると、真田信繁は別の真田騎馬隊と入れ替わることができるのだ。

ターン終了時
戦意:大坂方+2

第2ターン
イベントで黒田長政登場。
「出てこい、又兵衛!」
後藤又兵衛はもう死んでるので、このゲームには出てきません。

前ターンに続き、主戦線は東側。
大野隊、前田隊を攻めあぐねる。
イベント効果がないとこんなものだ。

毛利勝永と井伊直孝が地味に押し合い。
真田信繁が真田信吉を攻撃。
戦線が膠着するものの、大坂方のほうが活性化部隊が多く戦闘力も高いため、徳川方の損害がじりじり拡大。

ターン終了時
戦意:大坂方+4

第3ターン
イベント:毛利勝永の奮戦。
東側は大坂方が押せ押せの展開。
徳川方は右翼を諦め、茶臼山奪取を狙い左翼(西側)の松平忠直を進める。

ターン終了時戦意:大坂方+7
大坂方のサドンデス勝ちが見えてきた。

第4ターン

伊達政宗登場。
「ついにワシの出番か...って、もう負けそうじゃねえか」
政宗が出るというのは、徳川方がかなりヤバい段階である。
政宗「茶臼山だけじゃ足りん。そのまま大坂城方面に突破したる!」

東側では、敵陣に深入りした毛利勝永が井伊直孝と細川忠興に討ち取られる。
このゲーム、後退すると戦意が2低下するため、多くの場合はステップロスを選択する。
結果、中盤ともなるとかなりのユニットが損耗状態にある。
その状態で殴り合うものだから、両軍派手に除去されていく
富野アニメの最終回みたいな展開だ。

戦意マーカーは、大坂方+7付近で一進一退。
大坂方はなかなか勝ちきれない。

真田信繁「伊達が出てきたか。このターンで決着を付けんとマズいな」

次ターンもつれこむと、徳川方が茶臼山を奪って一気に戦意が回復する可能性がある。

真田信繁「そういわけだ。信吉、大人しく死んでくれや」
真田信吉「叔父御、あんた鬼か」
真田信繁「なあに、徳川方は除去されても再編成で復活できる(かもしれない)。ほんとに死ぬわけやない(かもしれいない)から、安心して除去されえや」
戦意は大坂方+8、あとひとつ。

決着を付けたのは、大坂方の遊軍。藤堂高虎「おぬし、年を取ったな」
速水守久「お互いにな」

かつて浅井長政に仕えた老将2人。
敵味方となった戦場で、何を思う。

前田隊が除去されて、ゲーム終了。

戦評
改めて見ると、大坂方の右翼(西)はガラ空きである。
徳川方は1ターン早く伊達隊増援を(政宗抜きでも)投入すべきであったか。

コメント
史実の印象とは逆に、
力攻めの大坂方 vs. 技巧で守る徳川方
という感がある。
初めは大坂方目線で家康本陣襲撃を目指していたが、次第に徳川方目線で
「もうちょっとで勝てそうなんだが」
と考えるようになってきた。

ネットの戦報では大坂方勝利が多いが、一方でこんな味方もある。
「決戦天王寺」(BG)をプレイする - もりつちの徒然なるままに
http://mk2kpfb.livedoor.blog/archives/10158520.html

このブログを検索

ラベル

『日露戦役』(堀場工房)をソロプレイする

『日露戦役』 (堀場工房)を第4ターンまで(全8ターン)ソロプレイする。   セットアップ ※日本軍の開始時の補給ポイント(SP)は12なので、マーカーは裏面(+10)が正しい。 第1ターン 陸戦 SPの潤沢な日本軍は第一軍・第二軍...

QooQ