夏の太平洋戦争シリーズ第2弾。
時あたかも8月15日。
ゲームジャーナル16号より、『激闘!硫黄島』をソロプレイ。
セットアップ
水際作戦は採らず、主力は内陸部に配置。
ただし、海軍砲と海軍機関砲は(どうせ第1ターン終了時に露見化するので)上陸予想地点とその周辺に配置。
第1ターン
橋頭堡を構築していないので、砲兵隊はまだ上陸できない。
その後の日本軍砲撃、米軍に計8ダメージを与えて同数のVPを獲得。
第2ターン
米軍、艦砲射撃と爆撃により千鳥飛行場の日本軍を掃討。
続いて、千鳥台飛行場経由で戦車部隊を先頭に船見台に進入。
しかし日本軍の防御射撃は、奇襲ボーナス(攻撃力+2)付きの機関砲と機関銃で、多大な損害を与える。
さらに日本軍の砲撃も炸裂し、米軍は3ユニットしかない戦車隊のうち、2ユニットを失う。
米軍は船見台まで支配するが、早くも15VPを失う。
日本軍は、北部に配置していた部隊を南下させる。
戦 評
ソロプレイだから、米軍は日本軍の配置を知っている。
もちろん知らないつもりでプレイするのだが、米軍有利なのは否めない。
にも関わらず、米軍のこの惨状はどうしたことか。
3ヶ所に分散して上陸したのがまずかったか。
大阪山と玉名山を確保し、奇襲ボーナスを無効化してから船見台と元山飛行場を攻略すべきであったろうか。
ルールの不明確点
エリア支配について。
ゲーム開始時は、すべて日本軍支配と考えてよいのだろうか。
→ よい。ルール3.12。
備忘メモ
・上陸時の防御射撃では、戦車の装甲ボーナスはなし。
・防御射撃では、戦車は退却できない。
・砲爆撃、近接戦闘とも、防御側にダメージが発生したら、陣地マーカーを1つ取り除く。
コメント
本号のゲームジャーナルの特集は「帝国陸軍最後の栄光」で、付録ゲームは本作と『ビルマの落日』。
自分の守備範囲のテーマではないのだが、なんで買ったのか思い出せない。
映画『硫黄島からの手紙』の影響かと思ったが、本号の出版は2005年9月で、映画公開は2006年である(『父親たちの星条旗』も同じ)。