映画『峠 最後のサムライ』公開を記念して、 コマンドマガジン日本版第61号より『河井継之助 最後の賭け』を1ターンだけソロプレイ。
いや、映画は観てないんだけど。
本来は、コマを裏返しにしてプレイする。
ソロプレイだが、ダミーマーカー(「影」)は使用する。
敵の行軍を停止させる効果があるので。
さて本題。
東軍(奥羽越列藩同盟)は、村松にいた村松藩兵と長岡藩兵で、妙見の松代藩兵を攻撃。
戦闘値の分ダイスを振り、射撃は5・6、白兵戦は6でヒット。
射撃解決後に白兵戦解決だが、今回は射撃できるコマがいない。
村松藩兵は最初のラウンドで除去。
次ラウンド以降は長岡藩兵と松代藩兵が殴り合う。
両軍決定打が出ないままラウンドを重ねたが、最終的には松代藩兵が長岡藩兵が長岡藩兵を除去。
東軍の初期戦力は、本営とダミーを除くと9コマしかないのだが、早くも大損害。
西軍(新政府軍)は、山道軍を渡河させ、ガラ空きになった村松を経由して一気に摂津屋の東軍本隊を攻撃。
しかし、東軍も長岡にいた長岡藩兵が〔迎撃〕に成功して合流したため、戦力は東軍有利。
第1ラウンド、先攻を取った西軍の射撃は1ヒット。
これを、耐久値2の長岡藩兵で耐える。
後攻の東軍の射撃(ガトリング砲)は2ヒット。
1発は長州藩兵が受けるが、2発目は尾張藩兵を除去。
続く白兵戦、西軍は攻撃できず。
東軍は会津藩兵と桑名藩兵の攻撃で1ヒット。
これを再度長州藩兵が受け、計2ダメージで除去。
第2ラウンド、今度は東軍が先攻を取り、射撃で薩摩藩兵を除去。
最前の妙見攻防戦よりもあっさり決着がついてしまった。
射撃戦がメインになると損害も大きい。
西軍は、山道軍の主力をごっそり失ってしまった。
これで、援軍が来るまで南側からは侵攻できない。
むしろ、東軍が渡河して〔突破〕するのを恐れなければならない。
とはいえ、東軍も簡単に渡河はできない。
信濃川対岸を北上中の海道軍は無傷なので、そちらに備える必要がある。
戦 評
東軍は軽々に動きすぎたが、調子に乗った西軍がもっと軽々に動いて大損害を蒙ったので結果オーライか。
長岡藩兵は強力で、集中運用されると手が出せない。
西軍は、海道軍が北で渡河して、南北挟撃の形ができるまで待ちましょう。
コメント
射撃能力のある敵とうっかり戦闘すると、簡単に大損害を蒙ることがわかった。
上述のとおり、本来はダミーを入れて裏返しでプレイする。
ダミーを先頭に立てて"索敵"し、恐る恐る動くことになりそうだ。
余 談
北越戦争というと、薩長軍vs.長岡藩(&会津・桑名) というイメージがあったのだが、西軍には信越諸藩の兵も多く含まれている。
高校野球の北信越大会で新潟県勢が星稜や敦賀気比に敗れる姿が思い出され、新潟県出身者として心穏やかではいられない。
北越戦争というのはマイナーなテーマなので、対戦相手を見つけるのは難しそうだ。
新潟県出身者同士ならば、盛り上がるかもしれない。
もっとも、高田藩は新政府側だったから、相手の出身地は市町村レベルで確認しておいたほうが良いが...