1939年のサモア奇襲!『大東亜共栄圏』(ボンサイゲームズ)ソロプレイ【第2回戦】

2024年9月1日日曜日

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前回
セットアップ
右上は両軍の選択カード。
連合軍の初期配置とカード選択は、ルールブック所載「プレイの例」に拠った。

第1ターン(1939)
日本、米英に宣戦布告。
まだドイツがポーランドに侵攻する前である。
ルーズベルト「いまハル・ノート書いてるところなのに!」
ヒトラー「太平洋情勢は複雑怪奇...」
特別移動①
空母2と海兵1が、海上移動でマリアナ諸島に。
移動力上はトラック諸島まで行けるが、特別移動の制約により、宣戦布告対象国の支配エリアで移動を終了しなければならない。

特別移動②
同じく、ソロモン諸島に移動。

作戦フェイズ

日本軍
サモアを攻撃して米軍戦艦を除去。
サモアは日本軍支配になる。

連合軍
ルーズベルト「真珠湾の艦隊でサモア奪回だ」
キンメル「無理です。手札に《海上移動》カードを入れてなかったから」
ルーズベルト「何だと! どうして入れておかんのだ。《海上移動》は補充にも使えるのに」
キンメル「《生産》に全振りしたのはアンタでしょうが」
ルーズベルト「ええい、おまえなんぞクビだ!」

※本当は、キンメルはまだ太平洋艦隊司令長官に就任していない。

ルーズベルト「ううむ、では《CBI戦線》でラングーンのイギリス陸軍をタウンズヴィルに送り込むか。あそが陥ちるとサドンデス負けだからな」
チャーチル「無理だよ。ソロモン諸島が日本軍支配下にあるんで、戦略移動では届かない」
ルーズベルト「ぬう。ではタウンズヴィルのイギリス陸軍(減少戦力)を表返すか」

日本軍
サモアの日本軍がタウンズヴィルを攻撃。
空母2ユニットの攻撃で、イギリス陸軍を裏返す。
さて、ここからがギャンブルだ。
日本軍の海兵が攻撃。
ダイス3でヒットを与え、イギリス陸軍を除去。

この時点でサモア(アメリカ軍本拠)とタウンズヴィル(イギリス軍本拠)を支配し、日本軍がサドンデス勝利

ヒトラー「バスに乗り遅れるな!日本と同盟を結ぶぞ」
ルーズベルト「リメンバー・サモア!」

さて、上で海兵がイギリス陸軍を除去できなかった場合を考えてみる。

作戦フェイズの残りで、日本軍は海兵を生産し、帰還フェイズにでサモアに配置。
連合軍はアメリカ軍の海兵を生産し、真珠湾に配置。

第2ターンの作戦フェイズ、日本軍は再びタウンズヴィルを攻撃。
これでイギリス陸軍を除去できれば、やはりサドンデス勝利。
除去できずにゲームが続いた場合、連合軍は真珠湾の艦隊でサモア奪回を試みることになるだろう。

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