『大東亜共栄圏』(ボンサイゲームズ)をソロプレイする

2024年8月24日土曜日

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ボンサイゲームズ『大東亜共栄圏』を3ターンまでソロプレイする(全6ターン)。

セットアップ
連合国(米・英・中)のうち、日本と交戦状態にあるのは中国のみ。
 
第1ターン(1939)
両軍とも、補充・開発のみ。

日本軍
減少戦力(裏面)の歩兵を表返し、空母の生産に着手。

連合軍
イギリス軍と中国軍の減少戦力の歩兵を表返し、米軍空母の生産に着手。
 
ターン終了時
日本軍は上海の陸軍を増強し、桂林を窺う。
 
ルール間違い
ミッドウェイは港湾スペース(錨マーク)ではないので、ターン終了時には海上ユニットは1個しか置けない。

第2ターン(1940)

宣戦布告フェイズ
日本はイギリスに宣戦布告。
(アメリカには宣戦布告していない。)

日本軍の特別作戦
 
1.戦略移動で航空ユニットを沖縄に動かし、サイゴンを制空圏に収める。
2.海上移動で空母・戦艦・海兵ユニットをサイゴンに移動させる。

ルール間違い
日本軍が海上移動で動かせるのは3ユニットまで(連合軍は5ユニットまで)。
まあ、3ユニット(空母×2、海兵×1)でも十分だったのだが。

戦闘
奇襲効果により、攻撃側の全てのヒットを防御側に適用してから防御側の射撃。
まず、日本軍空母(射撃順A)が射撃。
沖縄から航空機の支援あり。
4以下ヒットで4ダイス → イギリス軍戦艦を除去。
※未生産ボックスに移動するのではなく、ゲームから除去。
 よって、開発アクションにより復活させることはできない

余ったヒットはイギリス軍歩兵に適用したいのだが、こちらは最初から減少戦力(裏面)になっているため、適用すると除去されてしまう。
「海上ユニットによる攻撃で地上ユニットを除去することはできない」という縛りにより、余ったヒットは失われる。

続いての海兵隊(射撃順C)が射撃 → イギリス軍歩兵1ユニットを除去。

イギリス軍歩兵からの射撃は効果なし。

まだ防御側ユニットが残っているため、日本軍ユニットは退却ボックスに移動。

作戦フェイズ
日本軍
《渡洋爆撃》で、サイゴンに残っていたイギリス軍歩兵を除去。

連合軍
戦略移動で、ダウンズヴィル(イギリス軍本拠地)の陸軍をサイゴンに送り込む。

ルール間違い
サイゴンは日本軍航空機の制空圏内にあるため、空になった時点で日本軍支配スペースになっている。
よって、イギリス軍が戦略移動でサイゴンに入ることはできない

日本軍
退却ボックスの海兵隊を、海上移動で〔日本→沖縄→サイゴン〕と送り込む。

ルール間違い

退却ボックスからの移動ルールは、戦略移動の項にしか記述されていない(8.1.2)。
よって、海上移動や地上移動では動かせないと考えられる。

ターン終了時
日本軍は、ボルネオまで進出。
次ターンは追加の資源ポイントを得られる。
アメリカ軍は、空母ユニットの数で日本軍を上回る。

第3ターン(1941)

宣戦布告布告フェイズ
アメリカ軍、日本に宣戦布告。
議会工作のため、手札を3枚捨てる。

アメリカ軍の特別作戦
真珠湾の空母と航空機が、ミッドウェイ経由で日本本土に殴り込み。
山本五十六「なんて汚い奴らだ!こっちが奇襲する前に奇襲してくるとは」

ルール間違い
航空機は戦略移動でしか移動できないが、戦略移動では敵ユニットのいるスペースに入れない。
よって、正しくは
 ①戦略移動で空母と航空機がミッドウェイに移動。
 ②海上移動で空母が日本に移動(航空機はミッドウェイに残る)。
となる。

しかし、ミッドウェイ-日本間は長距離パスで航空機の制空圏が及ばない。
戦闘時の航空支援ができないので、そもそも移動してくる意味がない。

戦闘

米軍の射撃
空母4ユニットによる射撃。

上述のとおり、本当は航空支援がない。
この場合、「空母艦載機の陸上転用」で空母のうち1ユニットを航空機として扱うこともできる。
ヒットの期待値はほとんど同じだが、空母の生存率が上がる(後述)。

ヒットの適用は、攻撃側が選択する。
2ヒットの場合、2ユニットに1ヒットずつ与えても良いし、1ユニットに2ヒット与えても良い(=除去)。
日本軍は、空母2ユニット除去、1ユニット裏返し。

日本軍の射撃
特別作戦の射撃に対しては、射撃順が同レベル以上のユニットしか反撃できない。
この場合、空母しか反撃できない。

減少戦力1ユニットでの射撃だが、沖縄からの航空機支援もあり、敵空母1ユニットを裏返す。
日本軍ユニットが残っているため、アメリカ軍は退却ボックスに移動。

作戦フェイズ

アメリカ軍は、退却ボックスの空母を補充(表返す)した上で、戦略移動で真珠湾に移動。
さらに海上移動で日本本土に第2次攻撃をかける。
(今回も間違って航空機を海上移動させている。)

戦闘

空母射撃
日本軍空母は全滅、アメリカ軍は1ユニット除去&1ユニット裏返し。
「正直、もう降伏したくなった」(山本五十六の回想)。

今回は奇襲ではない通常の攻撃なので、日本軍は戦艦ユニットも攻撃できる。
ダイス5個で3以下ヒット。
これが大あたりで5ヒットを与え、アメリカ軍空母も全滅
ちなみに、「空母艦載機の陸上転用」を採用した場合、当該の空母ユニットは航空機として扱うので、敵からのヒットは適用されない。

ターン終了時
日本軍は、本土の海兵をトラックとマーシャル諸島に進める。
(沖縄の航空機の制空圏が及ぶため、マリアナ諸島が日本軍支配になり、ここを経由して移動できる。)
この時点で10スペースを支配。
8エリア支配で勝利なので、何とかなるのではないかと希望が湧く。

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