『ヒトラー帝国の興亡』(コマンドベーシック)をソロプレイする

2024年1月28日日曜日

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『ヒトラー帝国の興亡』を、ルールを確認しつつ1ターンだけソロプレイする。
だいたい3時間くらいかかった。

セットアップ
忘れやすいところ
・リールに置くのはイギリス軍
・ジブラルタルにイギリス軍要塞
・トブルクにイタリア軍
・シベリア兵団ボックスに戦車1ユニットと歩兵2ユニット。
・初期配置に記載ないユニットは、すべて「未生産ユニット」ボックス

海軍作戦フェイズ
まず、アメリカのレンドリース(※)による生産ユニットを、大西洋とバレンツ海のボックスに配置。
大西洋
ドイツがUボートを配置するが、イギリス艦隊がやって来たので離脱。

北海
ドイツ海軍とイギリス海軍の海戦が発生。
クイーンエリザベスとシャルンホルスト撃沈。
アークロイヤルとビスマルクは海域に残る。

(※)アメリカの参戦は第4ターン。その前にレンドリースができるか否か、ルール上は明確でない。史実では参戦より前に開始しているが。

戦略爆撃フェイズ
ドイツがイギリスに戦略爆撃を試みるが、高射砲により帰還させられる。
(正しくは、ダイスを2個振る)

ルールの疑問
高射砲と迎撃に妨害されずに戦略爆撃に成功した空軍ユニットは、帰還ボックスと保管ボックスのどちらに戻されるのか。
前者だと、作戦フェイズに陸戦支援ができない。

生産フェイズ

ドイツ
通常の作戦チットと電撃戦チットを生産。

イタリア
ミラノとローマにはすでに陸軍が配置されている。
スタック制限でこれ以上配置できないので生産なし...としてしまったが、隣接ヘクスに配置しても良いのだった。

イギリス・フランス
兵力増強に注力し、作戦チットは生産しない。

ソ連
まだ中立なので作戦チットは生産しない。

アメリカ
全部レンドリースに回したので生産なし。
(第4ターンまでは生産できない。)

プロエシュティには資源が存在するが、この時点ではルーマニアは中立なので、ドイツが補給線を引くことはできない。
よって、これによる作戦チットを引くことはできない。

作戦フェイズ
ドイツ、ベルギーに宣戦布告。

作戦チット①(電撃戦チット)
マンシュタインとグデーリアンが移動。
電撃戦により移動力が3になるが、どちらも移動開始時点でナンシーのフランス軍に隣接しているため、2になる。
マンシュタインはベルギー領を通過してマジノ線の裏に回り込む。
グデーリアンも続いてベルギー領に侵入。

作戦チット②
マンシュタインがパリ、グデーリアンがリールを攻撃

パリ
ドイツは戦略爆撃で空軍ユニットが帰還ボックスに入っているため、地上戦支援ができない。
イギリスは空軍ユニットが保管ボックスに残っているが、フランスとは「陣営」が違うため、やはり地上戦支援ができない。

戦車戦で、フランス戦車部隊がドイツ戦車部隊を撃破。
(電撃戦時の移動力以外、両軍戦車ユニットの能力は同じ)

両軍2ヒットで差は0
 →両軍とも損害なしで、スタックしたまま。

リール

イギリス軍は空軍ユニットによる地上支援を行う。
さらに、北海のアークロイヤルによる地上戦支援を行う(※)

ドイツ軍4ヒット、イギリス軍2ヒットで差は2
 →イギリス軍の陸軍ユニット除去
 (ちなみに、差が1の場合は退却)

(※)
たぶん間違い。
ルール上は、強襲上陸戦闘の場合しか地上戦支援できない。
12ページの例では支援しているが、これは11ページの例(強襲上陸)の続きと思われる。

ターン終了時
海上移動と地上戦支援した海軍ユニットはその時点で帰還ボックス送りになるが、どちらも行わなかった場合は帰還しないのだろうか。

コメント
史実では、ドイツ軍は1940年6月(第1ターン)にパリを占領しているが、その再現は成らなかった。
スタック制限があるため、歩兵と戦車だけでは圧倒できない。
指揮官とスタックさせた上で空軍の支援も必要。

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