『秀吉頂上決戦』(GJ26号)賤ヶ岳シナリオをソロプレイする

2023年7月19日水曜日

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ゲームジャーナル第26号より、『秀吉頂上決戦』の賤ヶ岳シナリオをソロプレイする。

前回から1年以上も間が空いてしまった。
『秀吉頂上決戦:山崎の合戦シナリオ』をソロプレイする

セットアップ
第1ターン 
特別ルール:柴田方はカード8枚、先攻、攻撃ダイス+1。

《別動隊》+《射撃》×2
 飯浦坂の佐久間盛政が賤ヶ岳、権現坂の柴田勝政が神明山をそれぞれ射撃。

《別動隊》+《回復》×2
 両部隊を表返し、それぞれ《突撃》
羽柴方も《伏兵》で応戦するが、多数のユニットが裏返っているので効果が薄い。

ターン終了時
羽柴方は賤ヶ岳と神明山から退却するが、まだユニットが残っているので、柴田方の支配にはならない。

第2ターン 
賤ヶ岳の攻防。
羽柴方は岩崎山から佐久間盛政を射撃するが、-1修正もあって効果なし。
佐久間盛政も賤ヶ岳から撃ち下すが、羽柴方の《回復》で元に戻される。
最後の《射撃》を通常攻撃に使い、賤ヶ岳に残る中川隊を掃討。

賤ヶ岳から撃って出ると、山梨子の桑山重晴隊に賤ヶ岳を奪われる危険がある。
柴田勝政もこちらに回し、《別動隊》+《射撃》+《突撃》コンボをやるべきであったか。

ターン終了時
柴田方は賤ヶ岳を支配。次ターンはカード枚数+1、先攻後攻を決定できる。

第3ターン
柴田勝政隊が、神明山から堂木山を攻撃。
神明山には柵があるので防御力は9。

柴田勝政「君がッ、退却するまでッ、射撃をやめない!」
小川祐忠「殿(秀吉)がッ、増援に来るまでッ、《回復》しかしない!」
 
柴田方が攻撃して損害を与えても、すぐに回復されてしまう。
カードの応酬は激しいのだが、マップ上は全く変化がない。
攻撃側の士気が著しく下がる受け潰しである。

ちなみに小川祐忠は、関ヶ原の合戦で小早川秀秋とともに西軍から東軍に寝返ったことで有名だが、それまでにも
 浅井→織田→明智→柴田→羽柴
と主を変えている。

ターン終了時
次ターン、秀吉登場。
柴田勝家「ええっ、もう来るの!?」

柴田方の勝ち筋が見えないので、ここで終了。
暑いし。(この日の最高気温は39℃)

和田裕弘『柴田勝家』(中公新書)
2023年6月刊。
「秀吉にとって最大の敵は、(中略)徳川家康などでもなく、織田家の総司令官とも評された柴田勝家だったであろう。」(「まえがき」より)。

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