『上野戦争』(GJ21号)をソロプレイする

2023年7月1日土曜日

t f B! P L
7月4日(グレゴリウス暦)は上野戦争の日。
ゲームジャーナル第21号より、『上野戦争』をソロプレイする。
※旧暦だと5月15日だが、プレイするのを忘れていた。

セットアップ通常は両軍ともブラインドセットアップする。
今回は、史実に近いセットアップにした。

第1ターン
佐賀藩兵、アームストロング砲を置いて前進。
佐賀藩兵は装備の質によるものか、薩摩藩兵より射撃力が高い。
砲兵のお守りをさせておくのは勿体ない。
第2ターン
このゲームでは、天野八郎ユニットは砲兵扱い。
西郷隆盛が指揮する薩摩藩砲兵と対峙して撃ちあいになった。
第3ターン
長州藩兵、裏口の団子坂を突破。
彰義隊は2ユニットしか配置していなかった。
第4ターン
このターンから、佐賀藩砲兵は砲撃可能になる。
アームストロング砲の射撃力は7。
ルールブックにわざわざ「サイコロは7個以上が望ましい」と書いてあるのはこのため。砲撃を受けて、黒門口方面の彰義隊はじりじり退却。
第5ターン
黒門口も破られる。
彰義隊が後退する一方、原田左之助はひとり前線に残る。
第6ターン
原田左之助、西郷に迫る。
天野八郎、戦死。なお、天野八郎が死んでもゲーム終了にはならないが、西郷隆盛が死ぬと彰義隊のサドンデス勝ちになる。
団子坂方面の彰義隊、天王寺に籠る。

第7ターン

偽会津藩兵(西国諸藩兵)、寛永寺を奪取。
彰義隊、残るは天王寺のみ。
第8ターン
官軍、天王寺も奪取。
寺社ヘクス4つを占拠して完全勝利。原田左之助、なおも西郷を狙うか...

戦評 
彰義隊は、後退の時期を逸して無駄に戦力を損耗してしまった。
アームストロング砲を避けつつ、もっと早目に寒松院と寛永寺の周囲に終結させるべきだった。

原田左之助はいちども戦闘しなかった。
西郷を引き込んで切り込むつもりだったのだが、佐賀藩兵が突破の主力になったため、西郷は接近してこなかった。
寒松院と寛永寺の近くで守らせるか、単独で動いて西郷とアームストロング砲を牽制すべきだった。
大久保忠宣も同じ。

コメント
アームストロング砲強し。
砲兵にありがちな弱点がない。
ZOCは持っているし、隣接した相手も撃てる。
原田左之助が切り込みに来ても、自力で粉砕できるのではないか。


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