姉川シナリオでどうする! 『信長戦記』(GJ23号)をソロプレイする

2023年4月23日日曜日

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ゲームジャーナル第23号より、『信長戦記』の姉川シナリオを第2ターンまでソロプレイ。

いろいろと大事なルールを間違えていて汗顔の至りだが、反面教師としてそのまま記録しておく。

セットアップ
ユニットは正面にしか進めないから、初期配置時の向きは結構重要。
 
第1ターン浅井・朝倉軍、接敵せず。
織田・徳川軍はこのターン移動できないため、戦闘は発生しない。

第2ターン 
浅井・朝倉軍ターン
浅井勢:磯野員昌、織田馬廻に突撃。
朝倉勢:酒井忠次を包囲。突撃は宣言しない。

磯野隊 vs.織田馬廻 
浅井随一の猛将・磯野員昌が12戦力で織田馬廻(戦力4)に突撃をかける。

近接攻撃には「突撃」と「小競り合い」がある。
「突撃」を宣言すると、
・ユニット数によりダイス目にプラス修正が加えられる。
・武将の戦闘修正値がダイス目に加えられる。

というメリットがある。
一方で、突撃前に突撃対象から牽制攻撃(ダイス目+4)を受ける。

織田馬廻、牽制攻撃でダイス目7+修正値4
 →2ダメージ&強制後退

これにより、磯野隊は3ヘクス退却。突撃時、士気チェック失敗による後退であれば、1損失を被ることで後退をキャンセルできる[12.18.3]。
しかし、戦闘結果表の強制退却に大しては、そのようなキャンセル手段がない[13.5]。

3倍の戦力で突撃して3ヘクス退却!?
俺、何かルール見落としてない!?


磯野隊の後退時に、阿閉隊と浅井長政隊の通過したため、この2スタックも士気チェック。
浅井長政隊は士気チェックに成功するが、阿閉隊は失敗して連鎖退却。ついでに書いておくと、味方が全滅または後退して隣のヘクスが空になった場合も、士気チェックが発生する。

織田馬廻は、戦闘後前進しない。
戦闘後前進は1ダイスの出目の半分(端数切上)を強制前進なので、敵中に孤立してしまう危険がある。

朝倉勢 vs. 酒井忠次
朝倉景健隊の射撃で、酒井隊の2ユニットが損耗。朝倉景紀の通常攻撃(=小競り合い)で酒井隊全滅。
ここで重大なルール間違いをしていた。

 1ダメージで裏返し、2ダメージ目で除去
としていたのだが、酒井隊は士気(右の数値)が4なので、4ステップ持っている。よって、
 1ダメージ目:士気低下マーカーを敷く(士気3)
 2ダメージ目:士気低下マーカーを取って裏返す(士気2)
 3ダメージ目:士気低下マーカーを敷く(士気1)
 4ダメージ目:除去

とするのが正しい。

織田・徳川軍ターン
家康と石川数正が接敵。
家康「忠次の仇を討つ。全軍突撃...は危ないから小競り合い!」
忠次「いや、まだ生きてますって」
家康「酒井隊は(ルール間違いで)全滅したじゃないか」
忠次「負傷チェックでは生き延びましたから」
家康「武将だけ生き残っても役に立たないんだよなあ」


家康鉄砲隊(弓か投石かもしれないが)が前波隊を射撃。目標スタックの戦力合計が3を超えるごとに、ダイス目に+1修正が加えられる。
今回の目標スタックは計9戦力なので+2修正。
だが、ダイス目奮わず1ダメージのみ。

家康「ここにスナイパー正信がいればのう...」

続いて、家康隊と石川数正隊が通常攻撃(=小競り合い)するが、こちらもダイス目奮わずダメージなし。

ここでも重大なルール間違いをしていた。

小競り合いではユニット額面通りの戦力を使用するのだが、ルール[12.17]を誤読して1ユニット1戦力でカウントしていた。
正しくカウントしていれば、(ダイス目が奮わなくても)朝倉勢を退却させていたと思われる。

余談
忠次「殿、そろそろ戦場を離脱させてくれませんかね」
家康「なんじゃ、まだおったんか」
忠次「殿が動かしてくれんからでしょうが」
家康「このゲーム、やることが多いんで忘れてた」
忠次「そんなあ...敵に通過されたり射線に入ったりしたら死ぬかもしれないんですよ!」
家康「おまえの生死はVPに一切関係ないからなあ」
忠次「ひでえ...」


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