『魏武三国志』(GJ20号)をソロプレイ、あるいは「孔融三国志」

2022年11月29日火曜日

ゲーム

t f B! P L
ゲームジャーナル第20号より、『魏武三国志』を第3ターンまでソロプレイ。
 
第1ターン
夏候惇、呂布を追って北海に進軍。

呂布「出てこい夏候惇、一騎打ちじゃあ!」
夏候惇「孔融、相手してこいや」
孔融「はぁ?私は文官ですよ」
夏候惇「北海太守の意地を見せてみい。骨は拾っちゃる」
孔融「...まあ、いいでしょう」

《一騎打ち》
孔融:1ダイスで6
呂布:4ダイスで最大値6
→ 引き分け

夏候惇「呂布と分けるとは...どんな術を使ったんじゃ」
孔融「なに、先祖伝来の『儒教パワー』ですよ」

第2ターン

曹操「ワシは合肥に行って張遼を掘り出してくるけん、おまえ劉備の奴をシバいとけや」
夏候惇「アニキ、合点でさあ」

夏候惇、徐州に侵攻。

張飛「出てこい夏候惇、一騎打ちじゃあ!」
夏候惇「またかよ」
孔融「私の出番のようですね」
夏候惇「わぁ!おまえも来とったんかい」

《一騎打ち》
孔融:1ダイスで6
張飛:4ダイスで最大値4
→ 張飛、敗退して在野ボックスへ。

このゲーム、駒と同じ色のエリアで戦うときは戦闘力が+1される。
(私は「ホームグラウンド効果」と呼んでいる。)
よって、徐州での戦闘では、劉備の戦闘力は夏候惇と同じ3になる。
夏候惇、厳しい戦いながら兵力差で押し切る。
関羽は在野ボックスへ、劉備は濮陽に退却。

夏候惇「一騎打ちで負けてたらヤバかったな。孔融、味方ながら恐ろしい男よ」

第3ターン
袁紹、満を持して洛陽攻撃の姿勢を見せる。
曹操「ワシは赤壁の準備があるけん、おまえ袁紹の奴を抑えとけや」
夏候惇「アニキ、合点でさあ」

呂布を屠り、劉備を退け、今度は袁紹。
夏候惇「忙しいのう。早う張遼を掘り出してくれんかな」

許昌に進軍した夏候惇を、劉備が足止め。

夏候惇「五月蠅い奴やなあ」
孔融「ここは私が」
夏候惇「...任せる」
五月蠅い劉備とも、不気味な孔融とも、さっさと縁を切りたい夏候惇であった。

夏候惇、洛陽に侵攻した袁紹を迎撃。

※楊奉の駒色を間違えていた。閥が違うので、本当はここにはいない。

顔良「出てこい夏候惇、一騎打ちじゃあ!」
曹洪「ようやくワシの見せ場がきたのう」

曹洪が顔良を撃破して本戦。
袁紹の戦闘力は2。
夏候惇の戦闘力は3+1(ホームグラウンド効果)。
しかし袁紹、戦闘力の不利を兵力の優位で跳ね返す。

夏候惇「曹洪が討死か...ひとまず退却じゃ」
撤退戦で楽進も斃れ、夏候惇は身ひとつで宛に敗走。

そのころ、許昌では。

劉備「張飛を斃した儒教パワーとやら、見せてもらおうか」
孔融「あなた、死ぬ気ですね」
劉備「ふっ、バレとったか」

劉備は、死ぬと襄陽でリスポーンする。
さらに、先に死んだ関羽と張飛も付いてくる。
反曹操陣営は、曹操侵攻前に襄陽の守りを固めるため、ぼちぼち劉備にはいっぺん死んでほしいところだ。
 
孔融「付き合ってられませんね」

第3ターン終了時
袁紹、洛陽支配に失敗。
顔良の戦死で★の総数が減ったのが痛い。
兵力を増強できないのでは、体制を立て直した夏候惇の攻勢を凌ぐことはできそうにない。
舞台は赤壁へ...

余 談 
夏候惇に届いた手紙。
「そろそろ曹操に殺されそうなので、行方をくらまします。探さないでください。 
孔融

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